まどろみと夢の間

トリガーの把握、区別するということ

催眠ラジオ、ご来場有難うございました。

やりたいことが大分多くて、まとめて切れていませんね...

触手君の進捗も微妙ですし...難しいです...

というわけで、今回は記事の更新となります。

 

 

下記記事に近い部分がある内容となっています。

トリガーの過剰な一般化、後暗示の責任 - まどろみと夢の間

 

催眠はどんな所で使われているか ということで色々な場所で話を聞きましたが

どうにも、暗示の与える影響というものをあまり考慮しない

場面に遭遇する事が増えている気がします。

 

もちろん、催眠が広がること自体は大変喜ばしい事なのです。

ただ、催眠が扱う領域を考えると、

術師は暗示をかける際の注意点を認識した方がよいのかもしれません。

 

 

1つ目はトリガーの把握 です

自分がどこに何を置くか、意思をもって行う方が良いと思います

トリガー設置時は、明確に被験者の方に伝えることが大切かもしれません

上を疎かにすると、どんなトリガーを置いたか、施術者がわからなくなってしまいます

さて、こうなると、どうやって解除すればよいでしょうか

 

 

2つ目は催眠と覚醒の区別 です

基本的に、催眠を終える際には完全覚醒を行います

それは暗示の解除、催眠状態からの覚醒 を含みますが

最も大切なのは催眠から現実に戻ってくる、ということです

ここが曖昧ですと、トリガーによる状態発露が覚醒時に起こる可能性が高まります

 

 

それぞれ、単独の問題としてですと対処にも方法があると思いますが

問題を起こす場合、どちらの注意点も疎かにしがちです。

ご想像の通り、2つがこんがらがってくると、なかなか大変な事になります。

 

また、被験者の方がそれを望んだ場合は

更に複雑なってきます

 

催眠はコミュニケーションの延長ですので

人と人との問題、というのは、いつだって難しいものです

 

 

 

まとまりのない表現が多く恐縮ですが

過去の記事から共通していることは

 

催眠はあくまで、日常から離れた所にあって

日常生活への干渉は避けた方がよいのでは

ということです

そのためにも、最低限、自分の行った暗示に関するトリガーの把握は必要です

 

また、催眠で過度に日常を侵食してしまうのは

その人のためになるのでしょうか

侵食した場合、どこまで管理できるのでしょう

 

考え方、様々あるとは思いますが

催眠と日常、の区別をつけることは大事だと思います

 

という事、考えてもよいかもしれません

 

 

簡単ですが、今回はこれでおしまいです。

 

進捗があり次第、また報告いたしますね。