まどろみと夢の間

催眠の終わりに

催眠音声作るの楽しいです

でも催眠自体も結構好きなのです

前項において、施術者と被施術者の合意の必要性を書いたつもりなので

今回は、被施術者側の気をつけておくべき点を幾つかまとめようと思います。

 

催眠に掛かる前については 悪意とモラル

暗示を掛ける側の観点は 解除の責任 で書きましたのでご参照下さい

 

 

今回は、被施術者側、催眠にかかった後の解除について考えます。

 

施術者側も、勿論気をつけていると思いますが、時間に追われていたり

急な事が起きた際には、覚醒の明示が不明瞭になることもありえます。

 

そういった時に、被施術者側の人は

「完全覚醒して下さい」

としっかり伝えることが必要です。

 

これだけで伝わる人もいますが、

うん?いまいちわからない...という反応をされたら

「催眠の覚醒をして、ちゃんと暗示を抜いて下さい」

と伝えましょう。

 

また、後暗示系の不安があれば、それもしっかりお願いしましょう。

後暗示もちゃんと抜いてください。

と伝える事が大切です。

 

責任って全部施術者が取るんじゃないの?

大体被施術者に何かを求める事自体おかしいでしょ。

モラルがはっきりしていれば、そんな問題起こり得ないんじゃないの?

そんなこと有りえていいの?

というご指摘もありそうですが

 

 

お互いによりよい物を作るための、歩み寄りは悪くないものだと思います

催眠が終わった後に、不信感を抱いて終わるより

しっかり催眠を解いて、また今度やりましょうね。

となるほうが、お互い楽しいはずです。

それに、催眠状態と覚醒状態の線引きはとっても重要ですから。

 

 

線引の為にも、被施術者の方も、催眠をする時間が完全に終わり

その後に、解除をする気配がない...?と思ったときには

 

「完全覚醒して暗示抜いて下さい」

 

と、伝えていくと良いと思います。

 

対面や通話を体験する方は、頭の隅にちょこっと置いてみて下さい。

きっと役立つ、はずです。

 

おわり